なかなか漁ることが出来ないため幻の魚と呼ばれているクエ。
近年、紀州本クエの養殖技術が進み、安定供給することが可能になっているのをご存じでしょうか。
昔からクエといえば高級魚として有名で
白浜でもなかなかお目にかかれる魚ではありませんでした。
それが近年、クロマグロの完全養殖の実績で有名な近畿大学水産研究所が
20年がかりで養殖技術を確立し、いつでも新鮮なクエ料理が楽しめるようにもなりました。
とれとれ市場でもクエのあら汁やお寿司などを安価で提供しておられます。
旬は寒い時期から初夏あたり。
クエはお刺身や煮つけなど様々な料理方法がありますが、一番のオススメはクエ鍋です。
うまみがたっぷりでくせのない、脂の乗ったクエは火を通すとまた格別の味になります。
※脂身の多いお魚なのでお腹が弱い方はご注意下さいね。
2021年に全長約140センチ、重さ44キロのめちゃくちゃ大きなクエが
みなべ町の堺漁港に水揚げされたとのニュースもあり、運が良ければ天然ものにも出会えます。
https://www.agara.co.jp/article/168699
ここ最近はマンション近隣にある料亭や居酒屋でも食べられるようになりました。
向かいのフィッシャーマンズワーフにも入荷してることがあるようです。
「クエを食ったら他の魚は食えん」と言われるその味をぜひ食べてみて下さい。